自衛隊の靖国神社公式参拝の中止を求めます
ー英霊の受け入れ体制づくりを許さないー

日本宗平協 常任理事 小野 文珖  

  本年4月18日、内閣府に赴き、総理大臣・防衛大臣に別紙の要請書を提出しました。
 日本の権力者は、新しい戦前の最終的な地ならしとして、再び靖国神社を復活させ、戦死者を英霊に祭り上げる戦時体制を準備し始めた。明らかに日本国憲法への反逆である。
 宗教者はこれを見過ごしてはならないのである。太平洋戦争の悪夢を再現してはならないのである。
 今こそ、戦争をしない、戦争をさせないという立場から、現政権の暴走を止めて、戦後80年守り続けた日本の平和を子や孫に譲り渡そう。

武力で平和はつくれない!とりもどそう憲法いかす政治を
2024 憲法大集会
東京・有明防災公園に3万2千人参加



 憲法施行から77年を迎えた5月3日全国各地で憲法を生かし、平和・いのち・くらし・人権を守ろうと集会・デモが行われました。東京では「平和といのちと人権を!5・3大集会」が東京・江東区の東京臨海広域防災公園で開かれ3万2000人が参加し、青空の下「武力では平和はつくれない」「とりもどそう憲法生かす政治を」とプラカードを掲げてアピールしました。
主催者あいさつをした小田川義和さんは岸田政権による軍事費倍増、日米軍事一体化など、憲法を逸脱する暴走に対し「今日を起点に憲法を守る運動のうねりを大きくしよう」と訴え、衆院3補選で自民党が議席を失ったことについて、自民党政治への怒りの強さだと強調。暮らし、ジェンダー平等、災害復興でも障害になっている自民党政治を終わらせるために、国民の力を寄せ合おうと呼びかけました。
 スピーチで伊籐真弁護士、新外交イニシアティブ代表の猿田佐世弁護士が発言しました。
 政党あいさつでは日本共産党の田村智子委員長、立憲民主党の逢坂誠二代表代行・憲法調査会長、れいわ新選組の櫛淵真理共同代表、社民党の福島瑞穂党首があいさつし、「おきなわの風」メッセージを寄せました。
 市民連合からの連帯あいさつは長尾詩子さんが行いました。
 次いで、リレートークは、地震と原発:武藤類子さん、外国人人権問題:山岸素子さん、沖縄会議:高里鈴代さん、核兵器廃絶:大内由紀子さん、パレスチナ問題:猫塚義夫さんが行いました。
 終了後、台場コースと、豊洲コースに分かれてパレードを行いました。
 集会には日本宗平協、東京宗平協の8人が参加しました。

輝け!憲法
平和といのちと人権を
おおさか総がかり集会

(5000人参加)

大阪宗教者9条ネットワーク・大阪宗平協のメンバーが一緒に集会参加、集会後市民パレードを行いました。
集会は大阪市北区の扇町公園で開かれ、核兵器廃絶キャンペーンの川崎哲国際運営i委員が特別スピーチ。ウクライナやガザの戦争にふれ、「軍事力では何も解決しない」と強調。「日本が一刻も早く核兵器禁止条約に加わるよう働きかけ、平和や憲法の大切さを広げよう」と訴えました。
 ★快晴のもと、掛川城を臨む三の丸広場にて、約100名の参加による憲法フェスタが行われました。それぞれの人が各々の会が集い、想いを語ったあと、市中行進に繰り出し市民にアピールを行いました。