ローマ教皇の長崎・広島でのスピーチ (抜粋)


 ローマ教皇は1124日、被爆地の長崎、広島を訪問し核兵器禁止条約を含めた核兵器廃絶への決意を表明しました。
 長崎では、「焼き場に立つ少年」のパネルを展示し、「この場所は、私たち人間が過ちを犯しうる存在であることを、悲しみと恐れとともに意識させてくれます。・・・ここは、核兵器が人道的にも環境にも悲劇的な結末をもたらすことの証人である町です」と述べ、「軍備拡張競争は、貴重な資源の無駄遣いです。本来それは、人々の全人類的発展と自然環境の保全に使われるべきものです」「核兵器から解放された平和な世界・・・この理想を実現するには、すべての人の参加が必要です。個々人、宗教団体、市民社会、核兵器保有国も、非保有国も、国際機関もそうです。核兵器の脅威に対しては、一致団結して応じなければなりません」と訴え、「核兵器禁止条約を含め、核軍縮と核不拡散に関する主要な国際的な法的原理に則り、飽くことなく、迅速に行動し、訴えていくことでしょう」と述べ、政治指導者にむけて、「核兵器は、今日の国際的また国家の、安全保障への脅威から私たちを守ってくれるものではない、そう心に刻んでください。人道的および環境の観点から、核兵器の使用がもたらす壊滅的な破壊を考えなくてはなりません」と呼びかけました。
 広島では、「わたしは平和の巡礼者として、この場所を訪れなければならないと感じていました」と語り始め、「戦争のために原子力を使用することは、現代において、犯罪以外の何ものでもありません。人類とその尊厳に反するだけでなく、わたしの共通の家の未来におけるあらゆる可能性に反します。原子力の戦争目的の使用は、倫理に反します。核兵器の保有は、それ自体が倫理に反しています」と指摘。「紛争の正当な解決策として、核戦争の脅威による威嚇をちらつかせながら、どうして平和を提案できるでしょうか」と核抑止力論を批判。「思い出し、ともに歩み、守ること。この三つは、倫理的命令です。・・・この三つには、平和となる道を切り開く力があります」と述べ、「神に向かい、すべての善意ある人に向かい、一つの願いとして、原爆と核実験とあらゆる紛争のすべての犠牲者の名によって、心から声を合わせて叫びましょう、戦争はもういらない! 兵器のごう音はもういらない! こんな苦しみはもういらない! と」訴え、最後に旧約聖書を引用し「いつくしみとまことは出会い、正義と平和は口づけし、まことは地から萌えいで、正義は天から注がれます」(詩篇85:1112)と語りかけました。

2019年日本宗教者平和会議in沖縄
島ぐるみ宗教者の会の活動と展望(上)

 島ぐるみ宗教者の会   谷 大二名誉司教

 みなさん、こんにちは。遠いところからもたくさんの方に来ていただきまして、ありがとうございます。私は、カトリック教会の谷といいます。岡田先生といつも一緒に島ぐるみ宗教者の会でがんばっています。よろしくお願いします。
 今日は、稲嶺さんの話されたことは省きながら、手短にやりたいと思います。
 まず、計画が持ち上がって23年、新基地建設阻止ということで島ぐるみ宗教者の会の活動もふれながら少し、お話したいと思います。
座り込み
民意の表現
 いまだに新基地は造られていません。これは、辺野古のテントのところです。住民は交通費、食費等自弁で参加しています。座り込みが23年になります。これだけ長い座り込みをやっているところは他にないと思いますけど、辺野古はこの「命を守る会」から始まって23年目、キャンプ・シュワブのゲート前で7年、それから高江の座り込みが14年になります。
 座り込みが沖縄の政界再編の原動力になり、自民党の一部から共産党まで、さらに経済界が集まって「オール沖縄」が生まれました。
 非暴力による抵抗運動ということなんですが、みなさんよくご存知のことだと思いますけど、私の好きの言葉をちょっと紹介したいと思っています。
 金時鐘(キム・シジョン)さんという人が『在日のはざまで』という本を書いているのですけども、この本は金嬉老(キム・ヒロ)という殺人を発端とするライフルによる監禁籠城事件の裁判をおった本なんですね。そのなかに、こういう言葉があります。「強者にとっては、一度の負けが決定的だが、弱者にとっては負け続けることを止めた時が敗北なのだ」と。
 これは実に非暴力による抵抗運動の精神をよく表している言葉だと思います。この言葉、辺野古のテント村では「勝つ方法は、あきらめないこと」、こういうふうに言っています。
 2016年7月22日の高江なんですけども、大阪、東京、九州などから800名の機動隊が一時に集結したその時の様子です。この日、私はほんとにこれが日本の民主主義が崩壊した日ということを肌で感じました。その日の夕方、道路を埋め尽くしているのは機動隊です。座り込みに行って、抵抗していた人たちは100人余全員が排除されました。
 島ぐるみ宗教者の会は、こうやって集まりをやってきました。ここにいらっしゃる方も集まっていただきました。これは2016年12月ですね。読経している最中にこうやってゴボウ抜きをされている様子が映っています。これが今の高江の現状です。これは「琉球新報」の写真ですけども、世界で唯一の亜熱帯降雨林の原生林がこうやって破壊されてしまった。ノグチゲラの営巣期が終わると、修復工事が行われ、いまでも住民の会、県民、宗教者が座り込みを続けています。
 これは学校や民家に囲まれた普天間基地のオスプレイです。10数機がこういうふうに停まっています。2018年には緑ヶ丘保育園、普天間第2小学校に米軍機の部品が落下するなど、こうした事故が度々起こっています。
 この普天間基地の野嵩ゲート前というところでキリスト者のメンバーが週1回集まってゴスペルを歌って抗議活動をおこなっています。この活動は2012年10月から始まって7年目になります。
 これは、キャンプ・シュワブゲート前での座り込みの様子です。日蓮宗のお坊さん、日本山妙法寺の方、たくさんの宗教者がこうやって集まっています。車椅子の座り込みも時々あります。女性もこうやって男性の機動隊員がゴボウ抜きをして、引っ張っていくという写真です。
 座り込む市民を歩道に拘束する機動隊の写真ですが、こういう狭い所に約1時間、拘束されます。
 これが、トラックの列です。石材を運んでいます。また、コンクリートミキサー車などが列をなして道路は大渋滞をもたらし、キャンプの中に入って行きます。
 海上でも毎日、カヌー隊が海に出てアピール・抗議活動を行っています。奥に見えるのが海上保安庁のボートですが、辺野古埋め立て中止を訴えています。
 2017年には、名護市安倍海岸にオスプレイが墜落した様子です。政府とか米軍は「不時着」と言ってますが、どう見ても「墜落」にしか見えません。この部品を拾ってきた人がいて、外側の胴体の部品ですが、それが辺野古のテントに置いてあったんですけど、よく見るとたくさんの穴があいているベニヤ板なんですね。だから、鉄砲でボーンと撃てば、簡単に貫通する。だから、これは戦闘用ではなく輸送専門の「輸送機」なんですね。右翼の人たちはよくこれを、中国と戦争するには絶対にこれが必要だとか言ってますけど、実物を知らない人はそういうふうに感じてしまうのでしょう。
 これは、2018日1214日、土砂投入が開始されます。どんな土砂が入れられているのかというと、トラックに載せられているのは赤土を多量に含んだ粗悪な土砂が投入されています。これは、本部半島から切り出して、海をこえて辺野古を埋め立てている土砂です。ここの本部半島だけでは足りないので全国からも土砂、採取41カ所の追加調査を始めたということです。
 これは、いまの辺野古海岸の埋め立て中の様子です。作業している様子が少し見えています。埋め立て面積はだいたい3%と言われています。それは面積であって、容積では1%未満です。
 ここの護岸はいま、でき上がって護岸は高さ5メートルぐらいなんですけど、飛行場になる時にはこれが10メートルになりますから、ほとんど埋め立ても進んでいないということがよく判ります。
 これは、航空写真です。右の黒いところの埋立区域②の部分だけ、埋め立てが始まっているということです。大浦湾側の赤い部分は何も、ほとんど工事ができていません。
政府は沖縄の
負担軽減と言うが…
 政府は負担軽減というふうにさんざん言ってますけども、高江の集落を取り囲むようにオスプレイの演習のためのヘリパットが3つ出来た。辺野古新基地建設を強引に推し進めている。普天間基地の航空訓練の数はいままで以上に増えており、部品も落下しています。
 また、「琉球弧」といわれるところに自衛隊の新たなミサイル基地建設が推し進められているのが現状です。これが、明日から皆さまが行かれる宮古島を含めて、与那国、宮古、石垣、沖縄本島、奄美、馬毛島という風に「琉球弧」と言われているところに次々にミサイル基地が造られようとしています。馬毛島はちょっと難しそうですけどもね。
 来年度の防衛省の石垣の自衛隊駐屯地の倍増など南西諸島への予算の概算要求237億円となっています。現在でも基地だらけの沖縄にさらに基地が押し付けられようとしているのが現状です。私たちは、辺野古だけでなく、これらの島々を含めて沖縄に新基地を造らせないために引き続き取り組んでいます。
宮古島の陸上自衛隊の弾薬庫建設にいよいよ着工したという新聞記事が、2~3日前に出ていました。こうして「琉球弧」全体に基地が造られようとしていることです。
 確かに米軍基地面積は75%から70%に減少したが、負担軽減ではなく、米軍だけでなく自衛隊基地など負担のさらなる押し付けがなされているのが現状です。
沖縄への差別は
植民地差別
 沖縄の差別については先ほど稲嶺さんが説明されましたけれども、「琉球併合」のときからずっと続いている沖縄に対する民族差別、あるいは植民地差別と言っていいと思います。
 基地の集中、さらなる新基地建設、少女暴行事件を逆手にとった新基地建設(SACO合意)、民意を顧みない政府、地方自治の軽視、そして、住民運動へのあからさまな弾圧など、語りつくせません。
3つの民意が
はっきり示された
 稲嶺さんは残念ながら、前回の選挙で負けましたけども、国政選挙ではほとんど勝っております。
 島ぐるみ宗教者の会も玉城デニー氏の支援集会、翁長知事の49日の偲ぶ集いをやりました。1週間ほどの準備で250人を超える人びとが集いました。そして、新知事に玉城さんが39万の最多得票を得て圧勝したときの写真です。後に創価学会の旗がなびいてます。野原さんという方ががんばりました。
 さらに2019年、今年の2月の県民投票では43万4000票余の反対72%の民意が示され、3月の衆院3区の補選で屋良朝博さんが勝利した時の島ぐるみ宗教者の会の集まりです。
 県民投票の結果、はっきりしたということでこの春に野党の国会議員がたくさん辺野古、安和の琉球セメント桟橋を次々と訪問し、そしてその後の参院選では辺野古の新基地建設反対の問題が全国の争点になった。沖縄では参院選で高良さんが勝利しました。
 沖縄県民の、「辺野古新基地建設反対」「普天間基地即時運用停止」「ヤンバルの自然を返せ」という3つの民意がはっきり示されています。
 普天間を早く返して欲しいなら辺野古を早く造らせろという論理はおかしいんですね。そういうことに負けないためにも、この3つが県民の民意だということを示しておく必要があります。
沖縄の自己決定権
国連人権理事会が勧告
 そして、先ほど地方自治の問題が稲嶺さんからも話がありましたけども、沖縄の自己決定権の話を少ししたいと思います。
 翁長知事は2015年の8月に埋立て承認の取り消しを行い、そして9月にジュネーブで開かれた国連人権理事会に参加して基地問題を訴えました。
 どうして知事が国連に行ったか。これは、日本の政府に言ってもダメだと。日本の法廷でたたかっても難しい。だから、彼は国連に行って、世界に訴えたのだと思います。
 彼の国連人権理事会での発表の後、シンポジュームも国連のビルで行われました。
 そして、その1年後、企画を準備した3つの団体、反差別国際運動、沖縄国際人権研究会、そしてフランシスカンズインターナショナルの3者の共催でシンポジューム「沖縄の基地問題―国連でどう語られているか?」を開きました。島袋純さん(沖縄国際人権研究会)、ブディさん(フランシスカンズインターナショナル)、高里鈴世さん(オール沖縄)がパネラーに、私が司会を担当しました。そして、継続的に沖縄の状況を国連で訴えていく必要があるということを確認しました。
 これは去年の8月の新聞ですけども、「国連、沖縄保護を勧告」「基地集中は人種差別」「差別、国際社会が認識」と、こういうふうにして国連人権理事会から日本政府に対して沖縄を一つの民族として認めるように、それから琉球民族の自己決定権を認めるべきだという勧告が出されています。日本政府はこれを全然、無視しておりますけれども、世界的にはこういう問題が認識されはじめています。
 国際人権規約「市民的及び政治的権利に関する国際規約」の第1条で、民族の自己決定権を規定し、また、天然の富及び資源に対する人民の権利を規定しています。
 国連人権委員会は琉球民族を民族として認め、民族の自己決定権を尊重するよう日本の政府に対して再三勧告を行っていますが、日本政府は琉球民族を民族として認めようとしていません。
(つづく)

公開講演会=京都宗教者平和協議会で

日本仏教の歴史と「戦争」
―憲法9条は仏の願い―


山崎 龍明 武蔵野大学名誉教授

安倍晋三の政治姿勢への驚き
 それから、僕に言わせれば、完全に皇室の政治利用ではないでしょうか。眼に余るものがあります。平成の天皇は、言いたいことを言えるなら言いたかったでしょう。言えない立場に居ますから。安倍さんが主人公みたいになっています。今日なんかトランプのメッ センジャーとして行ったわけでしょう。 僕はあるジャーナリストに、安倍さんが外国に27回、28回も行って、そのためにいったいどれくらいの血税が使われたかということを尋ねたことがあります。最近の報道では23億円使っています。この外遊というのは、僕は文字通り、夫婦で「遊びに行っている」のではないかと思います。嫁さんまで連れて行くのです。タラップを降りて来る、嫁さんの嬉しそうな顔! あれがまた腹が立ちます。独りで行ってもいいのですよ。ま た、二機飛行機を飛ばします。 僕はお金がないから、お金に拘るのではありませんが、膨大な金額です。23億円を、彼が総理になってから外遊・外交に使っています。でもあれは表面のお金です。本当はそんな金額ではないと、私は思います。安倍さんは「積極的な平和主義」などという言葉を使われますが、この内実は全く違うと、私は思います。
主上不明
 仏教のある経典に、「主上不明にして」、「主上」とは「主人の主」に「上」ですから、安倍さんなど国のトップを言います。国のリーダーです。「主上、不明」、「不明」とは、「不明の至り」などの、「知恵がない」「愚か」という意味です。「主上不明にして、臣下」、「臣下」は「大臣の臣」に「下」と書きますから、家来・閣僚です。上に立つ総理が不明だと、「主上不明にして、臣下を任用…」、閣僚を採用しますと、「臣下、自在にして」、勝手なことをし出して、「機偽多端なり」。偽りだらけの混乱をきたすということです。2500年前のお釈迦様の経典にあります。
 だから、リーダーにはリーダーの資質が必要です。「不明」というのは、「無知」「道理を弁えない」「自分勝手な」という意味です。そういう人間はリーダーの資格がない。このような人間が上に立つと、世の中は混乱に陥るということを、この「主上不明にして臣下を任用すれば、臣下自在、勝手気ままにして、偽りだらけになる」と表します。私は最近号にこの「主上」というのは「安倍さんのことだ」と書いてきましたが、まさにその通りで はないでしょうか。
 日本の仏教にはおよそ1450年の、ご承知の歴史があります。古代からいわゆる奈良時代、中世、江戸時代・近世、近代、現代、そのような時代において、仏教的な在りようというのは、それぞれ時代とともに変化して いくわけであります。
親鸞と平和について
 3番目の「親鸞と平和について」。今申しました「主上」というのは、そこに出てきます。これは1207年ですから、およそ800年前、承元の法難といわれた念仏弾圧事件が起こります。その結果、4人の僧侶が死罪、8人の僧侶が遠島、島流しになりました。そのときに親鸞聖人が述べられた『教行信証』という書物に、「主上、臣下、法に背き、義に違し、怒りを為し、怨みを結ぶ」と、こう書いています。いわゆる主上も、天皇も側近も道理を弁えないで、私憤、感情に即して僧侶を死罪・流罪にした。このことだけは、私の生涯忘れることができない痛恨事であるという文章です。さらに、この「主上」という部分は、1945年以前、つまり戦前は読めませんでした。 ご承知のように、天皇批判だからです。それも、このようなことを言うから叱られるのですが、このことは軍部が言ったのではありません。「不敬罪」をご存じでしょう。不敬罪を知っている方はだいぶ年を召されたお方です。今「ふけいざい」と言うと、「無駄遣い」になってしまいます(笑)。「天皇不敬」です。
 不敬罪に当たるからと、何と、私たちの教団では何十カ所も親鸞聖人の言葉を削ってしまったのです。僕に言わせると、そのようなことを軍部はわからないのだから、黙っていればよかったのです。軍部は仏教のことは知りませんから。結局本願寺の学者達のトップリーダーたちがこぞって、英知を集めて、何十カ所も削って、「これは天皇不敬に当たるから、読むのは遠慮しよう」と。悲しい歴史です。「聖典削除問題」 と、言います。
 私が京都で大学に入ったころは、そういう先生方が偉そうなことを言われました。「親鸞聖人のお言葉は、一字一句間違えてはいけない」と。「冗談言うな!」と私は思いました。私は1943年生まれで、昭和37年(1962年)に大学に入りました。親鸞聖人の『教行信証』という真宗の根本聖典。その根本聖典のテキストに、何と皆さん、「主上」という字が「欠字」になっていました! 印刷されていなかったのです。あれがなければ、私はもっと穏やかなお坊さんで一生終われたのではないかと、自分で思います。もう、ビックリしました。なぜなら、昭和37年というと、戦後17年です。「一字一句加減すべからず」と言いながら、そこをずーっとブランクにして、戦前からのものを平気で出しているという感覚をおかしいと思うのは、私だけではないのではないでしょうか。戦後17年です。そういう歴史があります。 (1966年改定)
〈次号につづく〉

2020年東日本大震災犠牲者追悼・原発廃止廃炉を願う
「諸宗教による祈りのつどい」のご案内

2020年3月9日(月)~10日(火)実施
 2011年3月11日に発生した東北地方・太平洋地域を襲った地震と津波によって多くの貴い命が失われました。また福島第一原子力発電所事故が起こり、大量の放射能が放出され、世界の人々を震撼させました。2020年3月には被災から9年目を迎えます。復興は道半ばです。原発事故は解決の目途がたっていない中で政府は推進政策を継続しています。
 福島県いわき市での仏教、キリスト教、天理教、神道による第1回「祈りのつどい」(2012年)以来、8回目になります。あわせて被災地訪問、講演による学習、被災者に聞き、意見交流を実施いたします。
 支援金を募り、避難を余儀なくされている障害者施設「希望の杜福祉会」(仏教)、「いわき放射能食品計測所いのり」(キリスト教)、「元の生活をかえせ原発被害いわき市民訴訟団」等にお届けしますので、募金の協力もお願いいたします。
 市民の参加も歓迎します。スケジュール・参加費用等は裏面の実施要綱に記載しています。ぜひ、ご参加くださいますようご案内申し上げます。  
 「祈りのつどい」実行委員会 
問い合わせ申込み 平沢 功(北千住教会牧師)
Eメールkamiwaai@amber.plala.or.jp

2020年「諸宗教による祈りのつどい」要綱

日程・プログラム 
■3月9日(月)祈りのつどい・講演など
場所 日本キリスト教団常磐教会(JR常磐線 内郷駅下車徒歩5分)
973-8403 いわき市内郷綴町大木下106 電話0246-26-2717
*宿泊・参加費
*全日程参加17,500円(宿泊・懇親会・バス代・昼食・被災者支援金等)学生15,000円*9日のみ 祈りのつどい3000円(含被災地支援2000円)、福島の参加者は無料*10日のみバス代3000円、昼食代700円、 

12時30分 受付
13時00分 祈りの集い キリスト教・神道・天理教・仏教
14時30分 講演 伊東達也さん 
15時45分 原発事故被災者の
参加者交流など
17時00分 閉会 
宿泊場所 湯本温泉・古滝屋旅館(JR常磐線 湯本駅下車 徒歩5分)〒972-8321 いわき市常磐湯本本町三函208 電話0246-43-2191
18時30分 夕食・懇親会(会場・古滝屋旅館)
(終了後と翌朝はゆっくりと温泉につかり、疲れを癒してください)
3月10日(火)フィールドワーク(原発・津波被災地訪問)
被災地案内人 伊東達也さん
(被災当時とこれまでの移り変わり・現状について視察しながらお話しを聞きます)